■お歳暮マナー
- 正式には、相手に連絡をしておいて持参し、感謝の気持ちを直接伝えて手渡すものですが、今では、ほとんどがデパートやお店などから直送になりました。その場合は、その感謝の気持ちを伝えるために、メッセージカードを同封するか、商品が届くころに別にあいさつ状として葉書や手紙を出すのがマナーです。お中元を贈った相手にはお歳暮も贈るのが一般的です。お中元、お歳暮のどちらか一方を贈られるなら、お中元より一年の締めくくりの意味でもお歳暮を贈るのが一般的です。贈ると失礼にあたる品物は、「踏みつける」という意味の履物類などです。また、時計や筆記用具類は「勤勉奨励」の意味があり、目上の人に贈るにはふさわしくない品物とされています。お歳暮の贈り物は、お祝いの贈り物ではないので、喪中の人に贈っても、また贈られても問題はありません。ただし、贈りたい相手が喪中の場合は四十九日があけるまでは贈るのを控えましょう。この場合は、「のし紙」をつけずに白無地の短冊に「お歳暮」と書いて贈ると無難です。お歳暮の時期が過ぎているときは、「寒中御見舞」として贈ります。お歳暮を受け取った場合、礼状はできるだけ出すように心がけましょう。お歳暮はお世話になっている方へのお礼と言う意味で、お祝いではありませんのでお返しは必要ありません。目下の人からお世話になった目上の方に贈ったり、取引関係の方に贈るのが一般的なので、特にお返しする必要はありません。同僚、友人などの場合は、同程度の品物でお返しをしてもかまいません。お返しをする場合は、お歳暮としてではなく「年賀」として贈る方法がいいでしょう。尚、普段からお付き合いのない方や、いただく理由がないなどの場合は贈り物を辞退します。配送された時に受け取らないのが一番ですが贈られた本人以外の家族が受け取った場合などは、すぐに開封しないで本人と相談の上どうするか考えましょう。頂いたお歳暮を返送する場合は上から重ねて包装し、一言「立場上受け取れません」と書いた手紙を添えます。