■お歳暮の送り状やお礼状の書き方
- お中元やお歳暮などの贈り物は本来なら相手のところに持参し、日頃の感謝の気持ちを言葉で述べて差し上げるものなのです。最近では、デパートなどから配送するケースが一般的になってきています。お礼状は、受け取った相手に負担になる、送り主の気持ちがわからないため、なんだろうと不審に思わせるような事があってはいけません。たとえ短くてもメッセージを添えることで、贈り主の気持ちを伝えることができます。お歳暮は、本来は訪問して直接渡すのが原則ですが、現在ではその習慣はほとんど残っていないと言えるでしょう。直送する場合はあいさつ状を同封するか、荷物が届くころに別に手紙かハガキを出すのがマナーです。挨拶のほかに、何を、何時、どこから送ったかを書いておくとトラブルが起こった時(荷物が到着していない)に役立ちます。尚、お歳暮は当方・先方のどちらが喪中であっても、贈ることができます。しかし、ごく最近に不幸があって先方が気落ちしているなどの場合は時期を遅らせ、「暑中見舞」「寒中見舞」として贈る方が心遣いが伝わります。お返しは礼状のみで良いです。ただ、感謝の表現というより親交を深める意味で友人などから贈られた場合は、同額くらいの物を贈ってお返しとしても良いでしょう。お歳暮のお礼状は気持ちを伝えることが大切ですが、品物が届いたことを相手に知らせる役割もありますので出来るだけ早く出すことです。最近ではお礼は電話で済ませるのがあたりまえにも思えますが、きちんとお礼状を出すことが正式です。真心をこめて書くハガキや手紙にはやはり電話ではないあたたかさがあるはずです。たとえ字がへたでも手書きのほうが心も伝わります。友人や親しい人へは形式にこだわらないで大丈夫です。形式よりも気持ちを伝えることが大事ですね。また、いただきっぱなしで気になるときには、旅行のおみやげや誕生日のプレゼントを半返し程度で贈るといいでしょう。直接届けていただいた方には、「お移り」をするのが目上に立つものとしての常識でしょう。儀礼的な「お移り」なら、半紙をたたんだものでいいのですが、それでは儀礼的すぎますから、ハンカチや靴下、あるいは缶詰やクッキーといったちょっとした品を用意しておいてお返し代わりに贈るようにします。